〜第5幕 日本1周〜 =第1週= | |||
2004年06月14日 (月) 荷物の積み込みは終えた。 後は時間が来るのを待つだけ・・・ 何か妙な緊張感が私を包んでいる。 はっきりとしないが、多分、それは旅立ちへの期待感と不安感が入り混じった緊張感。 と同時に、何処か夢を見ているような気分になった。 天気は快晴。 それは夜になってもはっきりと分かった。 いつも以上に星が沢山見えている。 アメディオのイグニッションをONにし、スターターを回す。 ずっしりと手ごたえを感じて、アメディオを起こしてやると、慎重に荷物をまたぎ越して、アメディオのシートに落ち着いた。 ギアを1速に送り込むと、慎重にクラッチを繋いで、ゆっくりと旅立ちの瞬間を味わいつつ、私は北へと向かった。 行動:さざなみ街道〜R8〜新日本海フェリー 走行距離:107km 2004年06月15日 (火) 無事フェリーに乗船でき、一昼夜過ごすとそこは北海道の地だった。 予想はしていたが、なかなか寒い。 空を見上げると、まばらだが星が見える。 天気は良い模様。 それにしてもフェリーのダイヤはオートバイ乗りにとっては辛いものがある。 こんな中途半端な時間に放り出されても、泊まる所が見つけられない。 まあ、今夜は例によって例の如く、バス停で夜を明かすのだろう。 行動:新日本海フェリー〜R235〜R234 走行距離:55km 2004年06月16日 (水) R234を岩見沢方面に向かう。 適当なバス停を探すも、なかなか雨風のしのげるバス停が無い。 30kmほど走っただろうか。 左手に煌々と明かりを灯した駅が見える。 取り敢えず、その駅の前にアメディオを停め、駅の様子を見に行く。 どうも無人の駅の様で、待合室にはベンチが2つほど。 電車のダイヤを確認すると、最終電車が残されているくらいで、人通りは無い。 よって、その駅で夜を明かす事にした。 今日は朝早くからキャンプ場でテントを張り、身軽になってから札幌まで買い物に出かけようと思う。 昨夜、夜を明かした古山駅。 しばらくお世話になる予定の、北村ふれあい公園キャンプ場。 キャンプに少し不足していたものを購入しに札幌へ。 しかし、肝心のお店は休み。 仕方が無いので少し札幌の町を徘徊しようと思ったのだけれど、どうも何かの祭りがあり、交通規制が敷かれている。 地図もカメラも忘れてしまった為、これ以上身動きが取れない。 仕方無しにキャンプ場へと戻る事にした。 道中、釣具屋を見つけて、そこでキャンプ用品の一部を手に入れる。 まあ、全くの無駄足とはならなかった。 キャンプ場に辿り着いたら、近くの温泉でゆっくりしようと思う。 それにしても、今日の好天をかなり無駄に過ごしてしまった気がする。 まあ、先は長いしのんびりとするか。 行動:R234〜岩見沢市内〜道道6号〜北村〜札幌市往復 走行距離:125km 2004年06月17日 (木) 札幌に出かけております。 どうも昨日買えなかったキャンプ用品が気になって、出向く事にしました。 営業時間が10:30〜と言うのをすっかり忘れて。 で、目的のキャンプ用品は手に入れることが出来たのですが、 さらに欲しくなったものが出来てしまいました。 それは椅子。 座面が低くて、肘掛のあるタイプが売ってあったのですが、それが欲しくなりました。 残念な事に、それを持って帰る様な準備をしていなかったので、あきらめることにしましたが。 いつかGETしたいですね。明日にでも。 と言うのは、流石に冗談ですが。 あああ、今日も雲一つ無い快晴。 この良い天候をまた1つ無駄にした訳ですな。 って言うか、肌を露出している部分が日焼けしてるんですけど。 日焼け止めもいる予感。 私は今、北村にあるふれあい公園キャンプ場にてキャンプしております。 この辺りはAirH"の電波が全く入らないと思っていたのですが、 驚く事にキャンプ場の一部でピンポイントで電波の送受信が可能です。 町の中心部では全く入らないのに不思議な現象です。 いやマジで。 そんな訳で、これはキャンプ場からの更新となります。 明日以降もここから朝晩と更新をしたいと思います。 で、今日の行動ですが、やっぱり札幌とこのキャンプ場の往復だけでした。 明日の予定は積丹半島まで出かけて、うに丼を食す予定です。 あはははは! 羨ましいだろ、お前ら!! 行動:北村〜札幌市往復 走行距離:87km 2004年06月18日 (金) あまり頻繁に動いていない筈なのだが、いやに疲れが溜まっている。 シュラフから這い出すのに多少てこずる場面も。 テントから出ると、空一面に雲が広がっている。 とは言うものの、薄い雲だから大きな崩れはなさそうだ。 天気予報を確認しても、今日一日は持ちこたえてくれそうだから、予定通り積丹半島へと向かいます。 目的はうに丼とワインディングロード。そして海。 先ずはワインディングロードを堪能するため、道道998号へと入る。 思ったほど路面の状況が良くなく、いささか消化不良気味。 道道998号。 雷電国道も工事中が多く大いに走行感が薄れてしまう。 海はと言うと、神威岬が近付くにつれ、青さを増す。 不思議なもんで、天候がぱっとしなくてもその青さは鈍る事が無い。 神威岬に立ち寄って、さらに海の青さを堪能したが、いかんせん、空が雲に覆われて、その魅力は半減と言った所か。 遠く、神威岬を望みながら走る雷電国道(R229)。 神威岬。 積丹岬をショートカットして、余市へと向かう。 かきざき商店の2Fでウニ丼とイカの刺身を注文。 これだけで1820円。かなり安いと思う。 ウニ丼は1番安い赤カップと言うのを選んだけれど。 白折、赤折と有ったけど、どれも変わらんでしょ。 赤折がどれほど旨いか分からんけれど、500円ほどしか変わらんのに、味に差は分からんし。 かきざき商店海鮮工房のウニ丼とイカの刺身。 これで今日の目的は全て達成と言うわけで、キャンプ場に戻り、温泉を堪能して、その後の発泡酒の旨さと言ったら、もう、表現できないほど。 明日は、天候が良ければこのキャンプ場を撤収して、道北に向かうつもり。目指すは天塩川温泉。 行動:道道139号〜道道81号〜R275〜R337〜R5〜R229〜道道998号〜R229〜R5〜R337〜R275〜道道81号〜道道139号 走行距離:300km 2004年06月19日 (土) 目を覚ますと、テントを叩く雨音はしない。 天候は持ちこたえてくれたようだ。 しかし、空一面、分厚い雲に覆われている。 少し考えて、今日はこのキャンプ場でゆっくり過ごす事にした。 電波も届くし、温泉に入って、そしてそこでコンセントを借りられたら、ゆっくり更新作業をするつもり。 天塩川温泉に向かっても、電波は多分届かないだろうし、ここの更新もしばらく無理そうだから。 まあ、焦る必要は何処にも無いしね。 早めの昼食を作り、それを食べてから温泉へと向かう。 温泉を堪能した後、コンセントを借りられるか聞いてみた所、残念ながら貸してくれないとの事。 くそったれが。 仕方が無いのでテントに戻り、限りあるバッテリーで更新作業を済ませる。 ぽつぽつと雨が降り始めてはいるが、本降りになる気配は無い。 週末になると、このキャンプ場はファミリーで賑やかになる。 見ていて少し微笑ましい場面もあるが、動きが制限されるので、私自身はもう少し寂しい方がいいかな。 夕食を済ませると、早々に撤収の準備に取り掛かろうと思う。 明日の出発は早めにしたいので。 行動:北村ふれあい公園キャンプ場 走行距離:0km |
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週間走行距離 | 674km | ||
総走行距離 | 674km | ||
給油 | 11.6L(203.1km) 計11.6L(203.1km) 10.9L(181.3km) 計22.5L(384.4km) 14.5L(285.3km) 計37.0L(669.7km) |
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諸経費 | 新日本海フェリー:17300円(内オートバイ9300円) ガソリン代:1456+1344+1776=4576円 温泉代:500×3日=1500円 |
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